知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会

当会は、特攻隊の偉業を顕彰し鳥濱トメの想いを引き継いで、正しい歴史認識を広めるための活動をしています。

〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-37-2-202

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ニュース

特攻の母鳥濱トメ・知覧特別攻撃隊 慰霊法要のご案内

【特攻の母鳥濱トメ・知覧特別攻撃隊 慰霊法要のご案内】

謹啓 

陽春のみぎり 益々ご清祥のこととご拝察申し上げます。
さて、先の大戦が終わって本年は七十三年目となり、鳥濱トメが鬼籍に入ってから既に二十六年の歳月が流れました。
生涯をかけて特攻隊員に尽くした鳥濱トメの事績を顕彰し、特攻という悲惨な事実を後世に永く伝えていくために、鳥濱トメの慰霊法要を行うとともに、併せてトメが生涯をかけて弔わせて頂くと誓った知覧特別攻撃隊の慰霊法要を、鳥濱トメの命日に合わせて営みたいと存じます。
知覧に祀られている観音像は、昭和三十年に東京の世田谷山観音寺で開眼供養を執り行い、知覧に運ばれ奉安されたものです。慰霊法要はその開眼供養を行った世田谷山観音寺にて催行いたします。
なお、この度は会場の都合により先着二十五名様迄とさせていただき、今後、当顕彰会の発展と共に、より多くの方にご参列頂けるようにして参ります。
つきましては、ご多忙中誠に恐縮ではございますが ご参列賜りますようご案内申し上げます。
                         
                                   敬白                                   
 
平成三十年三月吉日
          知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会
                理事長  柿﨑裕治
        
      記

日  時   四月二十二日(日)午後二時より

場  所   世田谷山観音寺
         東京都世田谷区下馬四‐九‐四
 
参 加 費 二千円

慰霊法要ののち 同寺院境内にある「世田谷観音本坊(旧小田原代官屋敷)」にて、「鳥濱トメと特攻隊」映像上映会と、講師による講話を行います。
*慰霊祭に参列をご希望される方、並びに本坊で行う上映会・講話に参加ご希望の方は、四月十二日(木)迄に、事務局までメール(info@torihamatome.jp)、
お電話(〇三-五四三一-一七五二)、FAX(〇三-六四五〇-九二五〇)、はがき等でご連絡ください。

事務局

第39回特攻隊全戦没者慰霊祭 参列

皆様こんにちは。

3月31日(土)靖国神社にて、第39回 特攻隊全戦没者慰霊祭が開催され、
弊会理事長、事務局、会員複数名が参列いたしました。

桜の花びらが舞う日、靖国の社殿にて英霊に感謝の誠を捧げて参りました。

慰霊祭の後、特攻勇士の像前にて献花式も行われました。
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主催:特攻隊戦没者慰霊顕彰会HP http://www.tokkotai.or.jp/

知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会 事務局

『帰って来た蛍~天空の誓い~』無事閉幕!

カートエンターテイメント プロデュース 第13弾
『帰って来た蛍~天空の誓い~』
共催 知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会
平成29年10月17日~10月22日 六本木「俳優座劇場」 にて全8公演、無事に閉幕しました。
千穐楽では、内田あかりさんによる主題歌「蒼き空」の歌唱もありました。カーテンコールではエンディング映像「ホタル紀行」のナレーションを務める柳沢三千代さんも御登壇されました。
そして、今回の最大のサプライズとして鳥濱トメの孫である赤羽潤弊会顧問が登壇し、鹿児島県知覧町にある「特攻の母鳥濱トメ資料館富屋食堂」の館長・鳥濱明久氏(弊会顧問)からのお手紙を代読されました。今回、『帰って来た蛍』演出・脚本・製作総指揮であり弊会理事長の柿崎を、同館の永久名誉館長に任命する旨を壇上で発表されました。続けて任命状を手渡されました。
『帰って来た蛍』は平成20年から数えて6度目の再演を終え、今回で通算16,000人を超える皆様に観劇頂きました。また、今回はお足下の悪い日が続く中、劇場においで下さいまして誠に有難う御座いました。
皆様におかれましては、これからも末永くご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
事務局
集合写真(2017.10.22) 任命書

赤羽礼子様御命日

本日、10月16日は鳥濱トメさんの次女、赤羽(旧姓鳥濱)礼子さんの御命日となります。
礼子さんは、昭和20年3月に陸軍知覧飛行場(特攻基地)で「なでしこ隊」として特攻隊の身の回りのお世話をしていました。
「なでしこ隊」は、知覧高等女学校の生徒達で構成された奉仕隊で、校章にちなんで名付けられたそうです。

戦後20余年経って、礼子さんは新宿三丁目に「薩摩おごじょ」という鹿児島郷土料理の店を開店しました。
それは、特攻隊の生還者の方々が集う店として開業されたものでした。お店は、礼子さんのご子息である赤羽潤さんが跡を継がれ、今も多くのお客様で賑わっています。
礼子さんはお店を営む傍ら、特攻隊員のことを語り継ぎ、後世に遺していく「語り部」として活躍されていました。それは、お店に来たお客様へ熱心に話したり、大きな講演会場で講演をされることもありました。
その「語り部」としての役割は、鳥濱トメさん、礼子さんから赤羽潤さんに脈々と受け継がれています。

知覧には、トメさんの長女・美阿子さんのご子息である鳥濱明久さんと赤羽礼子さんが共同で設立した、「ホタル館富屋食堂」という、鳥濱トメと特攻隊の資料館があります。
「ホタル館富屋食堂」は、もともと富屋食堂が建っていた場所に、そっくり建てられました。
特攻隊の方々の様々なエピソードが書かれた展示、遺品、遺書、トメさんとゆかりあるもの等を見る事ができます。
今は、鳥濱明久さんが館長として公開しています。

本日は、赤羽礼子さんの遺された「想い」に触れ、そっとお手を合わせていただけましたらと存じます。

合掌

事務局

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★特別企画のご案内★

★特別イベント開催のお知らせ★
*弊会は開催協力をしております。
『知覧に学ぶ会』主催

『知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会』協力

特別イベント
10月19日(木) 14時受付14時半開始
世田谷山観音寺
・鳥濱トメ顕彰会顧問 赤羽潤講演
・「特攻平和観音堂」 特別法要
移動~六本木俳優座劇場
・舞台『帰ってきた蛍 ~天空の誓い~』観劇
料金
8,000円
*法要お布施、赤羽顧問講演、舞台観劇料金込み
大東亜戦争末期、平均20歳前後の若者たちが
故郷と愛する人々のため、たった一つしかない命を散らして
「特別攻撃隊」として出撃していきました。
特攻基地のあった知覧で、彼らに無限の愛情を傾けた
富屋食堂の女将「鳥濱トメ」がいました。
その、鳥濱トメの孫「赤羽潤」からお話を聴く。そして、
特攻隊として散華した英霊の御霊を祀る「特攻平和観音」に
手を合わせ、特攻隊と鳥濱トメの真実の物語を舞台で観る。
奇跡の時間を共に分かち合いましょう。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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第六十六回 特攻平和観音年次法要

DSC_0145【第六十六回 特攻平和観音年次法要のご案内】
本年も秋分の日に、世田谷観音で特攻平和観音年次法要が執り行われます。
この慰霊法要は、由緒ある駒繋神社との神仏習合で催行されます。
事前申し込みのほか当日受付にて参列も可能ですので、お誘い合わせの上、
皆様もご参列いただきますようご案内申し上げます。

日時:平成29年9月23日(土)秋分の日 午後2時
場所:世田谷山観音寺境内・特攻観音堂
〒154-0001東京都世田谷区下馬四―九―四
電話03-3410-8811

終戦の日 靖国神社、世田谷観音参拝

平成29年8月15日

終戦から72年目の今年、赤羽顧問と事務局にて、ご英霊に感謝するため靖国神社と世田谷観音に参拝して参りました。

 本年は筆者が終戦の日に欠かさず靖国神社に参拝をするようになってから初めての荒天。大雨の降りしきる中、粛々と手を合わせて参りました。多くの方々が参拝しておられましたが、例年よりも参拝者は少なく感じました。靖国神社参拝の後、世田谷観音の特攻観音堂に参拝して参りました。
 世田谷観音特攻観音堂に鎮座する「夢違い観音」様は、法隆寺の大宝蔵院に鎮座する「夢違い観音」様を特別許可を得て模造した観音様です。夢違い観音様の由来は「悪夢を見ても、この仏像に祈れば吉夢に変えてくれる」という信仰が起源とされています。
 世田谷観音特攻観音堂には陸海軍それぞれ1尊ずつ、合わせて2尊の観音様が祀られており、陸海軍の特攻隊戦没者のご英霊のご芳名を書いた「霊爾簿」が胎内に収められています。
 そして、知覧の特攻平和観音堂に祀られている観音様は、世田谷観音に祀られている観音様を模造したもので、鳥濱トメさんが東京から知覧へ持ち帰り観音堂に納められたものなのです。
 そのため、靖国神社のみならず、ご縁の深い世田谷観音には毎年8月15日に必ず参拝させていただいております。

本日お会い出来ました会員の方々、また、志を共にする同志の方々、今後とも宜しくお願い申し上げます。

事務局

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靖国神社みたま祭り

靖国神社みたま祭り
 7月13日(木)より16日(日)まで、靖國神社においてみたま祭りが開催されました。事務局では初日、参拝に行ってまいりました。
『知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会』の大型献灯が3つ掲揚され、カートエンターテイメント主催・鳥濱トメ顕彰会共催舞台『帰って来た蛍』の提灯、もちろん今年も掲揚させていただきました。

 また、鳥濱トメ顕彰会柿﨑裕治理事長の「揮毫」が書かれた懸け雪洞と、「帰って来た蛍」で鳥濱トメを演じる伊藤つかささんの懸け雪洞、そして今月30日に靖国神社遊就館で開催される「第15回大東亜戦争を語り継ぐ会」の進行であるジャーナリスト井上和彦さんの懸け雪洞も掲揚されておりました。

事務局

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第63回知覧特攻基地戦没者慰霊祭参列

5月3日、鹿児島県南九州市知覧町 知覧特攻平和観音堂において「第63回知覧特攻基地戦没者慰霊祭」が挙行されました。
鳥濱トメ顕彰会理事長、赤羽潤顧問と会員を含む関係者が昨年に引き続き参列してまいりました。
 慰霊祭開始前には多少雨がぱらついておりましたが、式典が始まると同時にほぼ止み、会場には900名を超える参列者が訪れました。しかし、昨年よりも参列者の減少が顕著になって参りました。
 慰霊祭の受付では式次第のほかに、特攻隊員を象った落雁や、名産である知覧茶葉の新茶、知覧町の観光マップ、知覧から特攻出撃した穴澤大尉の婚約者への手紙を掲載した絵葉書などが配布されました。また、サービスで昼食用に知覧茶のペットボトルとおにぎりのパックも頂きました。
 
 慰霊祭は開式のことばから始まり、日本礼道小笠原流鹿児島支部の方々の「献茶」、参列者一同「礼」、「黙祷」と進められていきます。
 黙祷の後、流れる読経の中で各関係者らの焼香、追悼の言葉、慰霊の言葉を市議会議長、県議会議員、ご遺族ならびに関係者が述べられました。
 その後、(社)詩吟朗詠錦城会による献詠、慰霊電報披露、参列者全員による献花、自衛隊による献奏、南九州市長挨拶ののち、参列者全員で「加藤隼戦闘隊」「同期の桜」を合唱し閉式となりました。
 本年は、慰霊祭の終了後には特別に当会理事長と赤羽顧問同行で、慰霊祭に参列した当会会員と共に知覧町の戦跡を巡りました。
 近年、知覧町内の戦跡が整備され、掩隊壕や戦闘指揮所跡、特攻隊員三角兵舎跡地など多くの場所に駐車場も完備されましたので、レンタカーなどでも訪れやすいようになりました。

 ぜひ、一人でも多くの方に知って頂きたい事実があります。

大東亜戦争末期、悪化した戦局を打開するために用いられた作戦に若者たちが命を懸けて、家族、恋人、故郷を守るために、250キロから500キロの爆弾を抱いて「特攻」しました。そして、その若者たちを心からもてなし、心を痛めながら出撃を見送り、戦後は慰霊のために奔走し、その人生の全てを捧げた鳥濱トメとその家族の存在があったこと。
 皆様も、ご家族、ご友人、知人の方々に伝えて頂けましたら幸いです。
                      
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【顕彰会主催 特別企画 盛会御礼】

 本年4月15日に実施致しました、カートエンターテイメント企画・製作 オムニバス長編映画
『大河巡る~生まれ変わっても忘れない~』鑑賞会及び『薩摩おごじょ』懇親会は、おかげ様で盛会となりました。
改めまして、厚く御礼申し上げます。

 日本人の死生観をテーマとした短編映画シリーズ、「夢幻」「さつまおごじょ」「陽は落ちる」の3作を編集した長編オムニバス「大河巡る~生まれ変わっても忘れない~」を鑑賞後、薩摩おごじょにて懇親会を実施致しました。
 短編映画3作の中でも「さつまおごじょ」は、鳥濱トメとその娘・礼子、そして彼女らの遺志を継いだ礼子の息子・赤羽潤(当会顧問)の三世代にわたる実話を描いた作品となっております。
 懇親会の冒頭では、今回の企画に合わせ特別に、柿崎ゆうじ監督と主演の竹島由夏さん、出合正幸さん、伊藤つかささんが駆けつけ、ご挨拶を頂いて大いに店内は盛り上がりました。
 会の後半には、赤羽潤が「母・礼子と特攻隊」をテーマに講話をさせて頂きました。また、作品中に出てきた「つけあげ(さつま揚げ)」なども提供され、皆様から大変好評でした。

 皆様におかれましては、戦争の悲惨さ、特攻隊員を見送ったトメと娘・礼子の生き様とその想いを、ひとりでも多くの方に知ってもらうためにも、引き続き当会へのご支援、ご協力を頂けましたら幸いです。

事務局