令和元年8月15日
終戦から74年目が過ぎました。本年もご英霊に感謝し哀悼の誠を捧げるため靖國神社と世田谷観音に参拝して参りました。
本年も多くの方々が参拝しておられましたが、年々参拝者は少なくなっている感じると同時に、参拝者の低年齢化が進んでいると思いました。二十代、三十代の姿が視界に飛び込んでまいりました。まず最初に世田谷観音の特攻観音堂に参拝し、正午前には靖國神社に到着し、黙とうを捧げました。
世田谷観音特攻観音堂に鎮座する「夢違い観音」様は、法隆寺の大宝蔵院に鎮座する「夢違い観音」様を特別許可を得て模造した観音様です。夢違い観音様の由来は「悪夢を見ても、この仏像に祈れば吉夢に変えてくれる」という信仰が起源とされています。
世田谷観音特攻観音堂には陸海軍それぞれ1尊ずつ、合わせて2尊の観音様が祀られており、陸海軍の特攻隊戦没者のご英霊のご芳名を書いた「霊爾簿」が胎内に収められています。
そして、知覧の特攻平和観音堂に祀られている観音様は、世田谷観音に祀られている観音様を模造したもので、鳥濱トメさんが東京から知覧へ持ち帰り観音堂に納められたものなのです。
そのため、靖国神社のみならず、ご縁の深い世田谷観音には毎年8月15日に必ず参拝させていただいております。
本年もこの日、靖國神社参道の大村益次郎横特設テントでは「第5回 靖國の心を未来へ! 感謝の心をつなぐ青年フォーラム」が開催されました。当会柿崎理事長はカートエンターテイメント代表取締役会長・映画監督として実行委員会共同代表を務めており、当日は理事長をはじめとして、赤羽顧問ご夫妻、顕彰会会員の方々、事務局もイベントに参加し日本と世界の未来を担う青年からの提言などをお聴きしてきました。先人の偉業や日本を想う若者らの提言は非常に胸を打つ話も多く、靖國神社の英霊にも届いたのではないかと感じました。
そして、本日お会い出来ました会員の方々、また、志を共にする同志の方々、今後とも宜しくお願い申し上げます。
事務局