平成29年8月15日
終戦から72年目の今年、赤羽顧問と事務局にて、ご英霊に感謝するため靖国神社と世田谷観音に参拝して参りました。
本年は筆者が終戦の日に欠かさず靖国神社に参拝をするようになってから初めての荒天。大雨の降りしきる中、粛々と手を合わせて参りました。多くの方々が参拝しておられましたが、例年よりも参拝者は少なく感じました。靖国神社参拝の後、世田谷観音の特攻観音堂に参拝して参りました。
世田谷観音特攻観音堂に鎮座する「夢違い観音」様は、法隆寺の大宝蔵院に鎮座する「夢違い観音」様を特別許可を得て模造した観音様です。夢違い観音様の由来は「悪夢を見ても、この仏像に祈れば吉夢に変えてくれる」という信仰が起源とされています。
世田谷観音特攻観音堂には陸海軍それぞれ1尊ずつ、合わせて2尊の観音様が祀られており、陸海軍の特攻隊戦没者のご英霊のご芳名を書いた「霊爾簿」が胎内に収められています。
そして、知覧の特攻平和観音堂に祀られている観音様は、世田谷観音に祀られている観音様を模造したもので、鳥濱トメさんが東京から知覧へ持ち帰り観音堂に納められたものなのです。
そのため、靖国神社のみならず、ご縁の深い世田谷観音には毎年8月15日に必ず参拝させていただいております。
本日お会い出来ました会員の方々、また、志を共にする同志の方々、今後とも宜しくお願い申し上げます。
事務局